【NFCを有効にする方法は?】有効にしても反応しない原因まで詳しく解説
スマートフォンでNFCを使うには、有効化の設定が必要です。
「NFCを有効にする方法は?」
「有効にしても反応しないのはなぜ?」
NFC機能を使おうと考えている方の中には、このような疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
NFCを有効にする方法はAndroidとiPhoneで異なり、有効にしても反応しない場合、原因を把握し適切に対処することが大切です。
そこで今回は、NFCを有効にする方法や、反応しない場合の対処法などについてご紹介します。
また、株式会社ワールドビジネスサプライでは、NFC技術を活用した、事業拡大や効率化支援を行っています。
NFC技術について相談したい、事業に関して相談したい、という場合は、ぜひ一度お気軽にご連絡ください!
NFCとは?
そもそもNFCとは何でしょうか?ここでは、NFCの基本的な仕組みと種類、活用事例について解説します。
- 基本的な仕組みと種類
- 活用事例
①基本的な仕組みと種類
NFC(近距離無線通信)は、数センチ以内という近距離で非接触データ通信を行う技術です。
スマートフォンや交通系ICカードに広く搭載され、交通機関の改札通過や電子マネー決済、認証システムなどで利用されています。
主に「Type A」「Type B」「Type F(FeliCa)」の3つの規格があり、決済や入退室管理、情報提供などの目的に応じて使い分けます。
とくに日本で普及しているのは、Type Fです。
②活用事例
NFCは、日常生活からビジネスまで幅広く活用されています。
たとえば、SuicaやPASMOといった交通系ICカードでの改札通過、コンビニエンスストアや自動販売機での電子マネー決済などです。
また、NFCを利用した販促活動も普及しています。
NFCは、スマートフォンをかざすだけでWebページやクーポンにアクセス可能で、店舗やイベント会場での情報提供や、集客ツールとしても注目されています。
非接触でスピーディーな通信は、顧客体験を大きく向上させるでしょう。
NFCを有効にする方法
スマートフォンでNFCを活用するには、まず機能を有効化する必要があります。
機種によって操作手順は異なりますが、共通の確認事項を押さえたうえで、AndroidとiPhoneそれぞれの設定を行うのが基本です。
ここでは、有効化前に必ず確認すべき点と、OS別の具体的な設定方法を解説します。
- 有効化前に確認すべき共通手順
- Androidの場合
- iPhoneの場合
①有効化前に確認すべき共通手順
NFCを有効化する前に、自分のスマートフォンがNFC対応機種かどうか確認しましょう。
非対応端末では設定項目自体が表示されません。
また、利用目的によっては、専用アプリのインストールや初期設定が必要な場合があります。
たとえば電子マネー決済なら、各サービスの登録や認証が必須です。
アプリの権限やインターネット接続状態によっては、設定を有効化しても反応がない場合があります。
事前準備をしっかり行うことで、スムーズに使いはじめられます。
②Androidの場合
Androidスマートフォンでは、設定画面から簡単にNFC機能を有効化できます。
まずは、「設定」アプリを開き「接続済みのデバイス」または「接続」メニューを探してください。
そのなかに「NFC」や「おサイフケータイ」の項目があるので、スイッチをオンにします。
機種やOSバージョンによっては「無線とネットワーク」や「その他の設定」に配置されていることもあります。
設定後は、対象のNFCタグや端末にスマートフォンを近づけて動作確認をしましょう。
反応しない場合は、スマートフォンのケースやカバーを外すなどしてみてください。
③iPhoneの場合
iPhoneの場合、iPhone 7以降の機種で、iOS 13以上を搭載していれば、NFC機能が使えます。
「Thouch ID」もしくは「Face ID」をオンに設定してください。
「設定」から「Thouch ID」もしくは「Face ID」を選び、それぞれ指紋や顔を登録すると使えるようになります。
iPhone XS以降のモデルでは、設定をオンにしなくても、NFCタグにかざすだけで自動的に読み取りが可能です。
ただし、Apple Payや交通系ICカードなどを使う場合は「ウォレット」アプリや専用アプリを利用します。
各アプリにカード情報と支払い方法を設定後、使えるようになります。
古いiOSではNFC機能の対応範囲が限られるため、必要に応じて最新バージョンにアップデートしておきましょう。
NFCを有効にする際の注意点
次に、NFCを有効にする際の注意点を3つ解説します。
- 機種によって表記が異なる
- 必要なアプリ/設定を確認する
- セキュリティ対策を行う
①機種によって表記が異なる
NFCを有効にする際の注意点の1つ目は「機種によって表記が異なること」です。
NFC機能の名称は、端末メーカーやOSによって異なります。
たとえば、Androidでは「おサイフケータイ」「タッチ決済」など複数の呼び方があり、設定項目の場所も機種によって違います。
一方、iPhoneには「おサイフケータイ」ではなく「Apple Pay」があります。
誤って別の機能設定を変更しないよう、取扱説明書や公式サポート情報を確認しましょう。
②必要なアプリ/設定を確認する
2つ目は「必要なアプリ/設定を確認すること」です。
決済や会員証、入退室管理など、特定の用途でNFCを利用する場合、専用アプリや初期登録が必要です。
たとえば、モバイルSuicaを使うには専用アプリをダウンロードし、交通系ICカード情報を登録する必要があります。
アプリが古いバージョンのままだと、NFC機能が正常に動作しない場合もあるため、定期的なアップデートが欠かせません。
アプリ側の設定も正しく行うことが重要です。
③セキュリティ対策を行う
3つ目は「セキュリティ対策を行うこと」です。
NFCは端末を近づけるだけで通信ができるため、悪意のある第三者に読み取られる可能性もゼロではありません。
利用しないときはNFC機能をオフにし、決済利用時には、パスコードや指紋認証などのロック機能を有効にしておきましょう。
また、スキミングなど、不正な読み取りを行うデバイスが設置されているケースもあるため、利用する際は信頼できる端末や場所を選ぶ必要があります。
NFCを有効にしても反応しない原因と対処法
最後に、NFCを有効にしても反応しない原因と対処法を8つ解説します。
- NFC機能が設定でオフになっている
- NFCの読み取り位置がずれている
- スマートフォンのケース/アクセサリーが干渉している
- アプリ側に不具合や設定ミスがある
- OSやソフトウェアが最新ではない
- 省電力モードが影響している
- NFC非対応の機種である
- ハードウェアの故障や内部の不具合がある
①NFC機能が設定でオフになっている
NFCを有効にしても反応しない原因の1つ目は、「NFC機能が設定でオフになっていること」です。
とくにAndroidでは、NFCがデフォルトでオフになっている場合があり、設定で有効化しないと反応しません。
「設定」から「接続」や「その他の接続設定」を選び「NFC」をオンにします。
機種によっては「タッチ決済」や「おサイフケータイ」などの名称になっています。
②NFCの読み取り位置がずれている
2つ目は「NFCの読み取り位置がずれていること」です。
スマートフォンのNFCの読み取り位置は、機種ごとに異なり、背面中央ではなく、上部や下部にある場合もあります。
取扱説明書やメーカー公式サイトでNFCの読み取り位置を確認し、センサー部分に正確に合わせてかざしてみてください。
③スマートフォンのケース/アクセサリーが干渉している
3つ目は「スマートフォンのケース/アクセサリーが干渉していること」です。
金属製のケースや磁石付きアクセサリーは、NFC通信を妨げることがあります。
読み取り時はケースやアクセサリーを外して試してみてください。
とくに手帳型ケースのマグネットや、分厚いカバーには注意が必要です。
④アプリ側に不具合や設定ミスがある
4つ目は「アプリ側に不具合や設定ミスがあること」です。
支払いアプリや認証アプリ側でNFC利用が許可されていない、またはアプリがフリーズしている場合があります。
アプリの設定を見直し、再起動または再インストールしてみてください。
⑤OSやソフトウェアが最新ではない
5つ目は「OSやソフトウェアが最新ではないこと」です。
古いOSではNFC機能が正常に動作しない、または最新のNFCタグやサービスに非対応のことがあります。
「設定」の「ソフトウェアアップデート」から、最新のOSに更新してみてください。
iOSは13.1以上、Androidは4.0以上です。
⑥省電力モードが影響している
6つ目は「省電力モードが影響していること」です。
バッテリー節約モードでは、一部のバックグラウンド機能が制限され、NFCの動作が不安定になる場合があります。
一時的に省電力モードをオフにして試してみてください。
「設定」の「バッテリー」や「省エネ」関連の項目から設定できます。
⑦NFC非対応の機種である
7つ目は「NFC非対応の機種であること」です。
一部のモデルや古い機種は、NFC自体が搭載されていません。
「設定」やメーカーの資料などでNFC対応の可否を確認してみましょう。
なお、主要キャリアの対応可否一覧は、以下のとおりです。
docomo
au
SoftBank
⑧ハードウェアの故障や内部の不具合がある
8つ目は「ハードウェアの故障や内部の不具合があること」です。
落下や水没、経年劣化でNFCタグが故障する場合があります。
たとえば、モバイルSuicaがうまく使えない場合は、Apple Payを使えるか試してみてください。反応しない場合は、修理や交換が必要になるでしょう。
NFCに関するご相談は、ワールドビジネスサプライへ
今回は、NFCを有効にする方法や、反応しない場合の対処法などについてご紹介しました。
本記事でもご紹介した通り、NFCを有効にする方法はAndroidとiPhoneによって異なり、反応しない場合は、OSやハードウェアなどの問題が考えられます。
株式会社ワールドビジネスサプライでは、NFC技術を活かしたさまざまな機器を提供しています。
NFCに関してご相談したいという方は、いつでもお気軽にご連絡ください!