企業情報

代表挨拶

メッセージ

 私は10年前、旅行会社の添乗員として中国各地を飛び回っていました。この時の経験が、私の中国人への想いや中国ビジネスへの想いへとつながっていきました。添乗中は様々なアクシデントにあいましたが、事あるごとにまわりの中国人の方々が親切に対応してくださり、何度も助けられました。その後もずっと中国ビジネスに携わっていく中で、中国人の思いやりと人情にふれる機会を重ね、心を許しあえる親友までつくることができました。しかし日本では、一般的に中国に対してあまり良いイメージを抱いていない人が多いように見受けられます。経済面から見ても、米中貿易戦争や中国バブルの崩壊、賃金の上昇など、部分的な情報が意図的なストーリーに仕立てられて報道され、負のイメージが先行しています。私は、ビジネスを通してこの現状を少しでも変えていきたいと考えています。

歴史を見渡せば、日宋貿易からスタートした中国との貿易は、1000年以上の積み重ねがあり、ここ数十年のメディアのイメージに左右されるような、やわなものではありません。私たちはその長い歴史の最前線に身を置いて、日中の現場を自らこの目で確かめ、経済活動を創り出し、お互いの文化理解を深めていきます。それがいずれ東アジアの安定、ひいては世界の平和に貢献していく道だと確信しています。

一方で世界は今、乱世と呼んでも過言ではないほど急激な変化の時代に突入しています。昨日までのやり方が今日は通用しない。今日のルールが明日も当てはまるとは限らない。私たちワールドビジネスサプライ(WBS)は時代の急流に翻弄されながらついていくのではなく、新しい時代のうねりを生み出すために活動してきました。そして現代中国は、その乱世を象徴するかのように、怒涛の勢いで変貌を遂げています。中でもWBSが拠点を置く広東省深圳は、ITベンチャーの集積地として世界的にも注目されています。深圳で作れないものはないと言われているほど、あらゆるメーカーが集い、深圳で起業をする日本の若い世代の動きも活発化してきました。今後もIT、情報、通信の分野で中国は世界をリードしていくことは間違いありません。

WBSは現代中国の魅力を存分に活かし、お客様のビジネス発展のお手伝いをして参ります。とはいえ、文化も言葉も違う中国人と対等にビジネスをするためには語学力、交渉力、人的ネットワーク、経験など的確なノウハウが必要です。WBSは創業以来、一貫して中国ビジネスを行っており、それらすべてを蓄積してきました。中国と日本の懸け橋となるべく、社員一丸となって中国ビジネスに邁進し、私たちを支えてくれるすべての方々の幸せに貢献します。

2021年12月1日
代表取締役社長
田久保 万里夫

代表者経歴

CEO
代表取締役社長 田久保 万里夫
2006年(平成18年)
立教大学 観光学部 卒業。
2007年(平成19年)
旅行会社にて中国・アジア担当として勤務。
2009年(平成21年)
記録メディア専門の商社に入社。輸入販売事業に携わる。
2012年(平成24年)
プリンター関連消耗品の卸売会社として当社を設立。
2016年(平成28年)
中国輸入代行事業を開始し現在に至る。